手作り食を取り入れたいと常々考えているけれど、
なかなか踏み切れない方がいらっしゃいました。
何がねっくになっているかというと、

「ペットに手作り食を与えるとペットフードを食べなくなってしまい、
飼い主が病気になった時や災害時などに困るので、
どんな時でも手作りを貫く自身がない人はやってはいけない」
という記事を読んで、そうなっては困ると思っているからなんだそうです。

いざという時にドッグフードやキャットフードを食べてもらうためには、
普段から手作り食を与えることを諦めなければならないのでしょうか。

確かに素材から作った新鮮で水分たっぷりの手作り食は、
インスタント食品であるドライフードと比べたら
とても美味しいでしょうから喜んで食べてくれますし、
何度か手作り食を食べた後にドライフードを出したらプイッとされた
という体験談がよく聞かれることは事実です。

「美味しいものしか食べないわがままな犬にしてはいけない」と、
意識的にペットフードを食べさせる日を設けることを推奨する意見にも一理あるかもしれません。

でも私は「ペットフードを食べなくなるかもしれない」ことを心配する必要は特にないと思います。

なぜなら、もし非常時にドライフードしか食べるものがなかったとして、
本当にお腹がすけば間違いなくそれを食べるからです。
グルメを貫いて餓死するなどということは考えられません。

またそのような究極の場面でなくとも、
場面が変わればジャンクフードには別の魅力があるものです。
外出先でいつもと違うカリカリフードをおやつみたいにもらうと
すごく喜んで食べるという話しはよく聞かれます。

わが家の愛犬も普段の手作り食の代わりにドッグフードを出すと不満そうなことはありましたが、
遊びに行ったお友達の家のワンコが残したフードのおこぼれは毎回うれしそうにもらっていました。

それでももし、あなたの犬や猫が、
手作り食が用意できない日にペットフードを断固食べないようなら、
普段酷使している内臓を休めるのによいチャンスです。
絶食はむしろ健康にとてもよいので心配はいりません。

以上みてきたように、
多くの犬は手作り食の美味しさを知った後でも
状況次第でペットフードを受け入れますし、
空腹は最大のスパイスなので、
それしかないという緊急時に
ペットフードを食べなくなることを心配をする必要はないと私は考えます。